先日、某数万規模の市役所上級試験を受けてきました。

二次試験で集団討論があり、内容は「人口減少対策」についてです。

まず、会議室に受験生10人グループで呼び出され
各自にアルファベットが記載されたプレートが配布されます。

そして、アルファベット順に入室します。
各々の席にはメモ用紙2枚が置かれていました。

5分ほどで集団討論のお題に沿った自分の主張をまとめ
一人づつ、その場でまず1分ほど発表。

その後、60分間10人で話し合い
最後にテーマに沿った解決策をまとめるという内容でした。

その際に、司会役、書記役などの役割を決める必要もないと言われ
各自が挙手で意見を述べ、全員で意見をまとめていく形式でした。

しかし、60分あっても10人の意見は中々まとまりません。

発言しない人と、発言する人の差が激しく
結論は抽象的なものとなってしまいました。

集団討論は良い意見を述べたとしても、発言時間が長過ぎたり、話の流れを無視したものであれば減点されます。

そのような癖がある人は、必ず集団討論の模擬面接を受けるべきです。
ジョブカフェでは7月ごろに開催しています。

全体の話の流れを把握し、簡潔に自分の意見を述べる。
時間の終わり際に、これまで話し合った内容を簡潔にまとめて発言する。

この2点が重要です。これはテキストを読んでいるだけで身に付くものではありません。
経験を重ねていくしかないのです。

模擬試験が時期的にない場合は、受験仲間で1つのテーマを限られた時間で話し合うことも有効です。