先日、私は国家総合職(社会人採用枠)を受験し、官庁訪問の最終選考まで通過することができた。
結果として、合格できず残念であったが、私の経歴は決して良いといえる状況ではないので、上出来だと思えた。
具体的にいうと、大学卒業後は半年間の空白があり、一社目の会社は一年足らずで退職し、また、これまでの転職回数は3回もあるというハンデを抱えた経歴である。
しかし、書類選考を通過し、面接を数回合格して最終選考まで残れたのは、小論文と面接対策を徹底的に行い、自分を魅力的に見せる工夫と努力をしたからである。
例えば、あなたが会社経営者の場合
一人は1社に8年間勤務。今回がはじめての転職。
もう一人は既に3社転職。1社あたり平均4年間しかいない。
経歴だとみると、間違いなく全者を採用するだろう。
ところが、実際に面接を実施して、全者の人間はこれまで会社であげた功績が曖昧で、自分の能力をあなたの会社に活かす主張もよくわからない。
かたや、もう一人は多く転職しているものの、キャリアアップを図っており、前職の能力を活かして現職でも成果を上げている。これまでの培ってきた経験・知識を活かして、あなたの会社で貢献できる場面が具体的に想像できる人間。
こうなると、何割かの経営者は後者を採用するだろう。
上記の事例と同じように、私も転職回数や短期退職歴があるものの、一つの軸に沿って地域貢献してきたことを主張し、面接官を納得させてきた。
詳細はYoutube動画で解説している。