過疎地域の定住希望者は自治体の試験で有利になる?


ある自治体職員に聞いたところ、
同じ自治体を志願している受験者の中
主に中山間地域など過疎地域に定住を希望している人を
優遇することを検討していると言っていた。

なぜなら、平成の大合併によって多くの町、村が
市に吸収合併された結果、山間部の町、村に住んでいた職員が市の中心地に引っ越している
という事態が発生しているからである。

このままでは、市内の過疎地域に定住している職員がいなくなると
過疎地域と合併した市町村は嘆いている。

特に、広域合併した地方の市町村が該当する。

逆にその状況を利用して
「私は里山振興に興味がありますので、市内でも中山間地域に定住し、市民交流を深めコミュニティを活性化させたいと考えています」
と発言すると、面接時に加点される可能性がある。

志望する市町村の状況を考えた上で
相手が求めている要望に自分が合致しているとアピールすることは効果的である。