11月は市職員にとって非常に大切な時期である。
なぜなら、来年度の予算を決定する時期だから
最近はフェイスブックやインスタグラムを活用し
市役所も様々な斬新な企画を行いシティプロモーション等を実行している。
学生から見ると、自分も市職員としてそのような面白い企画を立案し
地域活性化に貢献したいと考えている人もいるだろう。
私自身も学生時代はそうであった。
ところが、市役所は税金を使うので
担当者が単独で予算配分を決めることができない。
この時期に各部署で必要な事業と予算とまとめた予算要求書を作成し、
財政課などのヒヤリング(審査)に耐える企画案を作成する必要がある。
そうでないと、予算を確定することはできない。
KPI(成果指標)などわかりやすい成果が見える根拠を元に
数値で効果が見えるような資料を作らなければらない。
例えば、有料広告サイトに市の産業団地を掲載する場合
ただ要求するだけでなく、そのサイトのアクセス数や閲覧ユーザー属性、見込み成約数などを
できる限り多くの根拠を用いて財政課の審査に耐えなければならない。
また、先日の投稿でも述べたが
国、県の交付金や補助金を活用し、外部から資金を獲得する方法もふる活用しなければならない。
その背景を踏まえた上で、地域貢献できる企画がしたい思いが面接官に伝われば
あなたは他受験生と差別化した自己PRに成功できると思う。