私は先日の記事で
専門科目はほとんど暗記科目と述べた。
しかし、これは
まる覚えしろという意味ではない。
経済や民法を少し学習した人はわかると思うが
覚えることが多すぎて
全部まる覚えなんて
常人では不可能。
そこで、多くの人が
俺、暗記科目得意じゃないから・・・といって
挫折してしまう。
それは暗記科目の学習法や捉え方を間違えているから
挫折してまうのだ。
経済にしろ、民法にしろ
人間が論理的に考えて作ったものなのだから
「流れ」を捉えることで
芋づる式に知識が引き出せるようになる。
つまり、AはBだとまる覚えするのではなく
Aは~~という理由があるから、Bになるんだ。と
流れを把握することが重要なのだ。
では、具体的に
専門試験において、この流れをどのように理解するかというと
実況中継シリーズなど
初学者向けの予備校の参考書を読むことが挙げられる。
これらの基本書は、全範囲を包括しているわけではないが
民法ではこう考えることで、未知の問題にも対処できるといった
基礎的な考え方を身に付けることに役立つ。
時間がある受験生は、いきなりスー過去から始めるよりも
こちらから始めた方が
燃え尽きなくて良いと思う。
ただし、1科目だけ例外がある。
それは、経済。
経済は数式を扱っているので
公式を証明する際に、ものすごく複雑な数式を扱わなければならないものがある。
その場合は、素直に公式をまる覚えするしかないので
注意しよう。