千曲川氾濫など、台風被害から市民を守るために奮闘する市の部長と対談

本日、数十万人規模の自治体で部長を務める方と対談する機会があったので、その動画をアップしました。※10月22日12時半に公開予定です

その部長が勤める自治体は、河川の堤防が低い箇所があり、全国的に見ても危険な状況にあることを訴えています。

市長、県、国に市民の生活を守るために、継続して堤防改修の予算割り当てを要望し、地道にコツコツと事業を進めています。

河川は数十キロにもわたる長い土木工事が必要になるので、何年間も粘り強く交渉しているそうです。

市町村などの基礎自治体は、国などの機関に必要なものを訴え、予算を獲得しなければなりません。その際、頭の良さや業務の効率性よりも、時には粘り強さが求められることがあります。

また、その部長は道路の用地交渉も担当しています。

道路も数キロという長い区間にわたるので、地権者が160人ほどになっていて、今交渉を進めているそうです。

その部長から聞いた驚きの一言が

「帰れ!と言われてからが勝負」

私自身も企業誘致の部署にいて、数人と用地交渉したことがあるが、罵倒されることもあり、精神的負荷が大きな仕事です。

それでも、その部長は反対者に粘り強く交渉し、絶対に自分が成功させてやるという意気込みで仕事に取り組んでいます。

公務員といえど、まさに体育会系の営業職と似た雰囲気を出していました。

「その市役所の部長となった自分しかできない仕事がある」という使命感と責任感を抱いて、仕事に一生懸命取り組むお話を聞いて、私自身も現役市職員として大切なことを痛感させられました。

公務員として、市職員として大切な仕事に対する心構えを語っているので、是非ご視聴ください。