本日は、転職回数が多い社会人が
ある県庁の技能職に合格した話を書こうと思う。
基本的に、社会人採用の場合
公務員試験においても転職回数が多い人は不利である。
なぜなら、やめ癖がある人と思われるからだ。
自分はそうではないと主張しても、面接官は面識もない他人であり
自分が面接する立場なら、これまでの経歴を見て
転職回数が多くキャリアに一貫性がない人はやめられてしまうと思い採用しないだろう。
県庁の技能職に合格した彼も
面接官から、
転職回数が多く、定年まで働いて欲しいのに
長く働いてくれるか疑問だと突っ込まれたらしい。
そこで、彼が言ったことは
「確かに、自分はこれまで一貫性がなく様々な業種を転々としてきた。
しかし、今は子供も妻もいて、簡単にやめるわけにはいかない。貴庁で生涯働く所存です」
と自分のキャリアの欠点を潔く認めた上で、
真剣なまなざしで面接官に回答した。
それを聞いて、面接官はうなずき
彼は合格を確信したらしい。
結果、内定を勝ち取ることに成功した。
転職回数が多いからと悲観せずに
細かい面接テクニックに踊らされることなく
面接に挑んで欲しいと思う。
面接には様々な小手先のテクニックが存在するが
結局、人とのコミュニケーションなので
転職回数が多い受験生は
それを潔く認めた上で
生涯働くと面接官が納得できる理由を
真剣なまなざしで答えることが一番だと思う。
新卒で入ったところを2年務めたのち仕事内容が合わないと転職、しかし次の職場は約半年で公務員を目指したいと退職してしまいました。
短期離職の連続かつ、計画性もなく転職したため、論理的な説明が難しい状況です。退職・転職理由はどう説明すると良いのでしょうか。