公務員試験は29歳まで、ほぼ全ての自治体の上級試験を受ける事ができる。

しかし、新卒枠と既卒枠が予め決められており、大体新卒枠6割、既卒枠4割といった具合になっている。

しかも、新卒よりも既卒のほうが受験者数が多い。

つまり、既卒は大勢で限られた枠を奪い合う形となっている。

そのため、新卒と既卒では面接対策法が異なってくる。

具体的には、新卒は大学やバイトで学んだこと、公務員を志望した理由をアピールをするだけでも合格する可能性があるが

既卒の場合は志望理由と経歴に一貫性がないといけない。

金融業界にいたのに、なぜ公務員に転職希望なのか?
なぜ公務員でないといけないのか?

これらの理由にはっきり答え、自分の職歴(経歴)と公務員を志望した理由に一貫性がないと採用されない。

*さらに、土木などの専門職は実務経験、資格も要求される場合あり

その点、臨時職員の経験が数年ある方は採用されやすい傾向がある。

北陸の某K市では、臨時職員の職歴を持つ既卒の方が高確立で採用されている。

やはり、既に窓口業務を経験しており、本採用しても
トラブルを起こす、退職する、鬱になるといった可能性が少ないためであろう。

新卒はそれらの点において採用してみないとわからないので、
既卒でも臨時職員をやり遂げた方は、人事担当者にとって魅力的に写る。

もし、あなたがフリーターであり、バイトしながら公務員を目指すつもりなら

臨時職員になってみるのもいいかもしれない。

実際に公務を経験して、なお本採用を志望しているなら
経歴にも一貫性があり、志望理由に説得力があるからだ。