なぜ公務員試験が人物重視となっているか

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最近の公務員試験は人物重視となる傾向が強い。

そんな時、私には人に自慢できる実績なんてない。
そんな私が公務員になれるだろうか・・・と不安になるだろう。

だが、公務員(特に市民と接する機会が多い市役所)には
人より優れた企画力、事務処理能力などの才能を持つ人材ばかり欲しいわけではない。


なぜ、最近の公務員試験が人物重視となっているかよく考えて欲しい。

その理由は、従来の筆記試験重視の試験では
公務員に求められる人材が確保できないからだ。

実際に入庁してみると
筆記試験ができても、まともにコミュニケーションができない、
仕事中にため息ばかりつく変なクセがある、
身だしなみがそもそもできていない
という方が一定の割合いる。

しかも、公務員という性質上
一度入れた職員はよほど悪質な失態を犯さない限り
クビにはできない。

そんな方を排除し、
社会人として求められる当たり前の常識が備わっている(+できれば能力のある)人を採用したいので
人物重視の傾向が高まっている。

ここで、市役所という職場環境について解説したい。


市役所で幹部に昇進する人に共通していることは
「敵を作らない性格」である。

つまり、人の悪口を言わない、協調性がある、傾聴力がある人である。

私の知り合いは筆記試験が本当にできない人で
どれだけ頑張っても市役所の筆記試験が5割しかとれなかった。
しかし、臨時職員として3年間働き続けて
そのひたむきな働きぶりが評価されて、二次試験の面接で合格を勝ち取った例がある。
(なお、一次試験は最低点で突破)

市役所はほとんどの人が定年まで働き続けるので
民間と異なり、閉鎖的な環境である。
万が一、自分の不評が立つとあっという間に職場に広まってしまう。

そんな閉鎖的な環境では、
人に好かれる性格の方が圧倒的に得をする。

市民にも、職場の方にも好かれる性格の方は、それだけで
市役所の仕事に向いていると言える。

もちろん、採用の際には職員に向いているか性格を判断するので
自己PRには個人で輝かしい実績を残したものを言うよりも
団体、組織で活躍した実績を言ったほうがよい。

抜き出た才能よりも、協調性など
人としてあたりまえの常識が備えることが公務員の仕事で重要であると
市役所に実際に入ると、あなたも必ず実感するだろう。

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